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てまり窯の作業日報など

朝鮮通信使

第9回のETV特集「日本と朝鮮半島2000年」は「朝鮮通信使」だった。前回の「文禄・慶長の役壬辰倭乱=イムジンウエラン)」では、豊臣秀吉の大愚行によって、朝鮮半島の人々に甚大な被害を与えてしまい、見ているのが辛かったが、今回の朝鮮通信使は、雨森芳州という偉人をはじめ、多くの日本人が、朝鮮通信使の人々と温かい交流をしたということで、心温まった。国家間の戦争という大愚行をしない為にも、こういう文化交流が如何に大切か分かった。
以前、冬の韓国を旅行した時、ソウルの路地裏で、焼き芋屋を見た。ハングルで「クンコグマ」と書いてあったのを思い出した。サツマイモのことを「コグマ」というのは、なんと、対馬でサツマイモのことを「こぐま」というからなのだという。つまり、サツマイモも、鷹の爪同様、日本から朝鮮に渡ったものだという。
また、朝鮮半島を旅行してみたくなった。今年は、日本で生活している韓国人の友人と会って、朝鮮通信使の話をしてみたい。