テマリブログ

てまり窯の作業日報など

メタ珪酸ナトリウム?

午前中は、乾燥粘土を水で戻し、珪酸ナトリウム溶液を加えながら、攪拌。篩で濾しながら、素焼き鉢に移す作業。陶芸教室の粘土も処理するようになってから、この作業が、まめになった。今使っている珪酸ナトリウム溶液は、和光純薬のもので、500gで1370円もするから、ちりも積もればで、馬鹿にならない。試薬のような高い純度は必要ないし、n値*1が1より小さくても、解膠剤として使えれば、問題ないと思うので、ジョイ本で、珪酸ナトリウム粉末を1kg、525円で購入してみた。g当たりの価格は、1/5だ。テストしてみる価値あり。
ただ、いろいろとネットで調べてみると、この白い粉末、どうも、メタ珪酸ナトリウムの可能性が強い。温泉成分でもあるが、国際化学物質安全性カードで調べてみると、身体への暴露は、危険らしい。水に容易に溶けて、強アルカリになるらしいので、確かに危険かも。
粘土粒子に珪酸イオンが付くと、マイナスの電荷を帯び、反発しあうので、粘性が下がるのか?
Na2O・nSiO2・xH2O
ということは、n値が大きい方が有利?

*1:現在つかっているもののn値は2〜2.5