テマリブログ

てまり窯の作業日報など

TLS

今夜、NHKスペシャルで、TLS(完全なる閉じ込め状態)という言葉を知った。意識はあるのに、コミュニケートする手段が全く無い状態。真っ暗闇の中で、回りの状況は感じられるのに、自分の意思を全く伝えられないというのは、想像を絶する程怖い。この状況は、意識がなくなる?「死」よりも、辛いことではなのか、生きている意味があるのか? 
命を共有している家族にとっても、大切な命であり、自分だけの命ではないと語る柳田邦男氏の気持ちも分かる。
障害学の福島智さんが、V.E.フランクルの公式の話を、以前爆問学問で話していたのを思い出した。

絶望=苦悩−意味

TLSという絶望的な状況にも意味を見出せということなのか。