テマリブログ

てまり窯の作業日報など

陶芸教室用釉薬作り

てまり窯の陶芸教室用の釉薬は、組成が頻繁に変わる。何故かというと、使わなくなった試作釉薬を混合するからだ。なので、焼き上がりが、なかなか面白い。今回212回窯では、「え〜っ」と驚いてしまった。廃棄処分になった塩原白釉2号と鹿沼黄釉1号と深岩白釉3号の3つの釉薬を適当に混ぜたら、なんと現在使っている大谷灰白釉とそっくりなのだ! こんな奇跡的な事があるんだ・・・。この釉薬は、陶芸教室用ではなく、ちゃっかり大谷灰白釉として使うことにした。
陶芸教室用の釉薬は、新たに廃棄処分になった深岩白釉3号と深岩白釉4号と塩原白マット釉を混合して作った。どうなるか楽しみだ。陶芸教室は、再現出来ない造形と一期一会の釉薬とのコラボだと感じた。