テマリブログ

てまり窯の作業日報など

素焼き出しと試験釉作り

今日、素焼き出しながら、深岩石を使った二つの試験釉とテストピースを作っていて、気が付いたことがありました。鋼鉄カッターの切削粉とダイヤモンドカッターの切削粉をそれぞれ、ほぼ同量使用した試験釉の篩残留粒の量の違いを見て、焼き上がりの色の違いに、この篩残留粒が影響しているのではないかということです。
ミルで数時間回しても、硬くて残る有色石粒(普段廃棄している)も、ダイヤモンドカッターの切削粉の場合、中に細かくなって入っているのではないかということです。
ミルで粉砕出来ない石粒が多く入っている石材の場合、鋼鉄カッターによる粗い切削粉と、ダイヤモンドカッターによる切削微粉は、同じ石の切削粉でも違う原料と考えた方がいいようです。

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