テマリブログ

てまり窯の作業日報など

世話をやく女と束縛する男

isbn:4140881232
「世話をやく女と束縛する男」岩崎正人著という本を窯焚きしながら読んだ。

トラウマ(心的外傷)を持つ人は、その環境から「支配的人間関係」作りを学習しており、自身の低い「自尊心」をカバーする為、他者を支配して、自分の世界を作ろうとする。

この一節にこの本の言いたいことの全てが要約されているように感じた。
程度の差のような気もする。正常と異常の境界線は、はっきりしていないのではないか。それとも、機能不全家族とそうではない家族の境界線は、はっきりしているのだろうか。愛だと思っていることが、実は、やさしい暴力かもしれない。