テマリブログ

てまり窯の作業日報など

窯出し

午後3時から窯出し。久しぶりの100点満点の窯! 135回目の窯と殆んど同じように素晴らしい焼き上がり。実は、試しに135回目と同じようにバーナーに少しだけ手を加えた。ガスの噴出口を狭くしたのだ。当然、ガス圧は普段より高くなるし、焼成時の音も大きくなる。偶然ではないらしい。何故、こうすると、より均一に、釉調もよくなるのか???
考えられる事は、ガスの完全燃焼だ。噴出口が狭くなった為に単位時間当たりのガス噴出量が減り、より多くの空気と混合して、バーナーからの炎が完全燃焼炎になったのではないだろうか。
それから、窯の詰め方も135回目と酷似している。17段と段数が多く、頭も広めにとってみたのだ。焼成時間は、1時間半ほど短くなっているが、大差はない。
テストで、注文のとんすい(写真)を作ってみた。いいかもしれない。