テマリブログ

てまり窯の作業日報など

手紙

夜、「手紙」という悲しいTVドラマを観た。犯罪加害者の弟の視点から、「罪を償うこと」の意味を考えさせられるドラマ。普段のニュースでも隠れがちな犯罪加害者の親族の苦悩に思いを馳せてみる。犯罪被害者のやり場の無い強烈な怨みに共感して、犯罪加害者の親族にも向けられる憎悪や差別心。自分も知らず知らずのうちに、そういう感情に支配されていたりすることに気付いた。自分ではどうしようもないことで、差別されることの不条理。自分だけならまだしも、それが、妻や子供にまで広がってしまうことは、耐え難い苦痛だろう。慎まなければならないと思う。
家電量販店の会長さんの言葉が、耳に残っている。
「差別の無いところを探すのではなく、今ここから始めるのだ」
彼女(エリカ様)に出会えたことは、彼にとって、あまりの幸運だろう。大切な人との出会いが、大きく人生を変える見本のよう。