テマリブログ

てまり窯の作業日報など

サンデーモーニングSP

後半は"グローバリズムと温暖化"をテーマに送る。世界を席巻するグローバリズムの波。そのすさまじい市場原理主義は、深刻な格差や貧困問題を生み出している。また、激しさを増す人間の経済活動は環境にも甚大な影響を与え、温暖化の背景になっている。今、世界が直面する2大テーマの接点を探りつつ、この危機をどのように乗り越えていくべきかを探求する。司会は関口宏。

午前中、刷毛目をしながら、音声だけでこのTV番組を聴いた。
新自由主義(市場原理主義)は、つまるところ、「自分さえよければいい」主義なのか。タンザニアのビクトリア湖で起きている現実がグローバリズムの縮図という。(ダーウィンの悪夢より)
巨大資本が自給自足の生活を完全に破壊し、貧富の格差を拡げ、環境を汚染している現実。北極海では、温暖化で氷が融け現地の人々や動植物の生存が危ういという。このような事態になっても、各国は、逆に氷が融けたことで、資源確保に躍起になっているという。
地球の「扶養力」は限界に来ているという話が現実味を帯びてくる。もう地球の環境悪化は、取り返しのつかない臨界点を超えてしまったのか。際限の無い欲望を「自由」にしてしまった市場原理主義の行き着く先は破滅だろう。テロリストがどんどん増えているのは、市場原理主義の生みの親である自国のせいであることに気が付かない愚かさ。それに追従するしかない国の悲しさ。自分も加担者。自分にも何か出来るのか、暗澹たる気持ちになる年の瀬。