テマリブログ

てまり窯の作業日報など

いのちのいろえんぴつ

夜、テレビ朝日で「いのちのいろえんぴつ」というドキュメンタリードラマを観た。

http://www.tv-asahi.co.jp/iroenpitsu/

北海道厚岸に生まれて、夭逝した少女と学校のクラスメートと先生の日常のドラマ。自分の娘と近い歳で夭逝してしまっただけに、ご両親の悲しみが、迫ってくる。字の練習を必死にする彼女を見て、先生が「意味があるのか」と自問していた場面は、とても大切な場面だと思う。ここから「気付き」は始まるのだろう。生まれてきた命には、必ず終わりがあるという厳然たる事実を忘れて、「今」というかけがえのない瞬間を、未来や過去の幻想に費やしている自分に気付かされる。同じ時間を共有できる幸せを、子供たちは教えてくれる。
明日の自転車練習は、今日と違う気持ちで出来そう。