テマリブログ

てまり窯の作業日報など

天までとどけ

中村中さんのCDアルバム「天までとどけ」を聴いた。ラジオで知った「友達の詩」という素敵な曲が入っているCD。
生物学的には「男性」でも、心は「女性」という性同一性障がいであることを隠すことなく、表現しているところがいい。

手を繋ぐくらいでいい、並んで歩くくらいでいい
それすら危ういから、大切な人は友達ぐらいでいい・・・
それすら危ういから、大切な人が見えていれば上出来・・・

切なさが、痛いほどに表現されている素敵な詩に、これまた切ないメロディーがいい。
自分には、女性の声にしか聞こえないのだけど、妻には、男性の声に聞こえるという。不思議で貴重なキャラクターだと思う。男と女の境が曖昧に、ぼやけてくる。

天までとどけ

天までとどけ