テマリブログ

てまり窯の作業日報など

釉薬作り

今日は、ポットミルから擂りあがった釉薬原料を取り出す作業から。中身が入った磁器製ポットミルは滑りやすい上に、40kg以上あるので、足の上なんかに落っことしたら大変だ。腰を痛めないように気合を入れてミル台から作業台に移す。無事バケツに移し終えてから、大谷石粉の篩掛け。先日貰ってきた石粉は、石材用チェーンソーによる切削粉ではなく、研磨ドリルのようなものによる、目の細かい良質の大谷石の切削粉らしく、非常に細かく、いつもの石粉と勝手が違い、戸惑った。水分を含むと更に不思議な現象が・・・。まるでドベのような感じ。粘土並みの粒子径なのかも・・・。原料になる石粉の粒度によって、釉薬の作り方も変わるのだ。