ドロドロ
深岩石の試作釉薬も作ってから、ひと月経ったので、どうなっているかなあと見てみると・・・、すごいドロドロだ。作りたての時は、曳糸性が強い飴状だったのに。かなり水を加えてもドロドロ状態。色も白いまま。大谷石の釉薬の時は、薄茶から、青緑色に変色して、これよりは分散して扱いやすくなるのだが・・・。レオロジー的には、この物理的変化をどう考えるんだろう。構成物質が質的に変化しているとしか思えないのだけど。
大谷石と深岩石は、外見的には、よく似ているのだけど、構成鉱物に違いがあるのかもしれない。宇都宮大学工学部の岩盤工学研究室の凝灰岩に関する論文を読んでみたが、分からない言葉がたくさん出てきた。
- 沸石鉱物
- Clinoptilolite(板状結晶)
- Mordenite(針状結晶)
- スメクタイト系膨張性粘土鉱物
- モンモリロナイト
- 緑泥石
などなど・・・。