涙の窯出し

窯焚き中の19日の午後11時10分のガツンと来た地震のせいで、客注のフリーカップが、くっつき全滅した・・・（涙）　すぐに注文店に電話を入れ、事情を説明した。不可抗力の地震のせいだとはいえ、キャンセルになってしまい、申し訳ないことをした。
最上段の棚板が、地震の一撃で、ずれてしまったのだ。あと数センチずれていたら、ヅクがはずれて、棚組みが崩れていただろう。運がいいのか悪いのか。3・11で生き残ったかと思われた品物でも、やはり幾つかヒビが入っていた。転がってしまったものもあった。棚板も掃除して、アルミナを塗り直さなくてはならない。
更に追い討ちをかけるように、深岩白釉が、カイラギになっていた。ついていない・・・。