テマリブログ

てまり窯の作業日報など

釉薬作りなど

午前中、チョコ会長さんとアカリヤ雑貨店店主が、工房に買い付けに来てくれて、深岩白釉の品物を中心に、たくさん買って下さった。
深岩石(=鹿沼石)の焼き物を鹿沼で売って貰える幸せ。また栃木市は深岩石の蔵が多いらしく、栃木市でも、販売してくれるとのこと、大変心強い。
チョコ会長さんのアドバイスで始まった深岩石の釉薬が、半年足らずで、実現の一歩を踏み出せた事、本当に感謝したい。
午後は、深岩白釉作り。207回窯の結果から、今回は、融剤を少し変更してみた。深岩白釉は、極力、水を使わないで作るので、かなり粘性があり、攪拌すると、写真のように、ドーナツ状になる。高粘性流体の面白い性質だ。大谷石の釉薬の時には、見られなかった現象。大谷白釉でも、水を極力使わない方法を試してみようか・・・。攪拌という化学工学的単位操作には、液体の種類、粘度、羽の形、回転速度、容器の形など、たくさんのファクターがあり面白い。