テマリブログ

てまり窯の作業日報など

釉薬掛け

今日も釉薬掛け。小物類をチマチマ釉薬掛けしてから、塩原湖成層を原料にした金茶釉の施釉。注文主の要望に応え、取っ手の色を変えたり、内側を白や黒や茶色にしたり、いろいろ試した。掛け分けは面倒かと思ったが、そうでもなかった。案ずるより生むが易しだった。塩原特産品になれるか否か。塩原温泉と言えば、尾崎紅葉金色夜叉なので、「金」つながりで、金茶釉は縁起がいいかも!
午後は、春雷を伴う風雨あり。売れなかった灰赤釉は、もう少し熔けやすく、色も濃くするべく操作をした。おそらく、釉薬名が変わるほど変化すると思う。淡黄釉は組成を変えたマイナーチェンジ試作釉を作ってみた。他にも新しい釉薬の試験片を作った。陶器市には、リベンジ品を出して、お客さんの反応を見たい。


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