テマリブログ

てまり窯の作業日報など

分級と粉砕

午前中は、主に222-Xのテストピースの考察から、釉薬の調合割合を考えた。
午後は、2回目の篩い掛けと残留粉の乾式粉砕。大谷石と深岩石の時と、同じような粒径の砕料でミルに掛けたのだが、時間がほぼ3倍も掛かった。化学工学便覧のBondの仕事指数Wiの表を見ると、安山岩は、花崗岩よりWiが大きいということは、安山岩花崗岩より粉になりにくいということか。時間が3倍もかかるということは、大谷石のような軽石凝灰岩より、熔結凝灰岩の芦野石の方が粉になりにくいということだろう。

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