テマリブログ

てまり窯の作業日報など

記録

181回用素焼き

午前9時に点火。窯焚きしながら、ドベを素焼き鉢に移す作業。今回は、出来るだけ水を入れず、水ガラスだけにしてみた。約70リットルバケツ一杯のドロに約200グラムの水ガラスを添加。この量で40メッシュの篩は通る。午前中で、素焼き鉢に移し終わり、ドベバ…

高句麗の徳利?

録画しておいた「太王四神記」を久しぶりに観た。初回を観て、あまりに現実離れしていて付いて行けず、観なくなってしまったのだけれど、昨日、「太王四神記」の撮影裏話的な番組を見て、ちょっと観たくなったのだ。ドラマの中で、李智雅が持っていた徳利が…

NHK予備取材

午前11時過ぎに、NHK宇都宮の方が、工房に予備取材ということでいらした。今月下旬に放映予定の大谷石関連の番組に、山南石材と大谷ガラスに加えて、てまり窯も紹介してくれるらしい。てまり窯が映っている時間は数分らしいけれど、予備取材の丁寧さには驚い…

削りなど

今日は、筒箸置きの仕上げから。それから、茶銚の胴の削りと、茶漉し穴あけ(9+8X2+7X2+6X2+5X2)、注ぎ口付け。次に、筒湯飲み、蕎麦徳利の削り、骨壷の削り、蓋削り。 茶銚も骨壷も蓋削りには、神経を使う。茶銚の蓋のキ部分を垂直にしてみた。骨壷の蓋の内…

ロクロ成形

梅雨らしい雨の一日。こういう日は、乾かないのでロクロ成形がいい。筒湯飲み、珈琲カップ、マグカップ、6寸丼の成形のあと、久しぶりの蕎麦徳利の成形。デザインお任せなので、試行錯誤。土取りをマグカップと同じにして、丸くするところまで同じにする。…

茶漉し

以前は半球形の茶漉しをつけていた。この方が穴の数も多く、目詰まりしにくいといわれているからだ。しかし、今回窯出しした新しい茶銚(平茶漉し)と、以前作った半球形の茶漉しの茶銚とを、同じ条件で、比較してみると、殆ど差がない。しかし最後の方は、差…

強い風に翻弄されながらも、なんとか22時間で本焼き終了。 その間、学生時代は、ほとんど読まなかった化学工学2の岩波全書のテキストを読んだ。なんと第2編機械的分離の第2章に「篩分け」があるではないか! 授業で、やったようなのだが、全く記憶がな…

真岡IC

今日、北関東道の宇都宮上三川ICと真岡ICが繋がり、真岡と東北自動車道が高速道路で接続しました。真岡ICは、てまり窯から、車で約5分ですが、使う機会があるかどうか・・・。もっと、高速料金を下げて欲しい。それにしても、インター周辺は、どんどん変わ…

黒釉

アルミナコーティング剤の方は、問題なし。 ところが、黒釉の方は、蓋を開けてビックリ、すごい沈殿・・・! ミルを逆さまにしても、玉が落ちて来ない! 篩残だけだとこうなるのだ。石粉そのままだけをミルに掛け、後からその他を混ぜなければダメなのか。大…

バックアップバッテリー交換

パソコンの時計が、起動するたび狂っているので、マザーボード(SiS740)のバックアップバッテリー(CR2032)を交換してみた。拡張カードの裏にあって、これを外さないと、交換出来ないようになっていた。交換してから起動してみると、BIOS画面に! CPUの所…

174回目窯出し

朝一で、174回目窯出し。融け具合、雰囲気共に良好。 陶芸教室用の釉薬試片は、二つとも失敗。現在使っている釉薬の方が良いので、こちらを改良した方が早いかも。これは、175回窯に持ち越し。 黒釉は、一つ良いのが出来そう。素地に影響されず、火前…

植木鉢化

売り物にならない不良品の中で、植木鉢になりそうな物の水抜き穴を開けた。ドリルは磁器タイルドリルAK-8.5(カンセキで購入)を使用。器を水に沈めてみると発熱も粉塵も抑えられていい。

異物

これは、釉薬の中で生成すると推測される異物。釉薬を作った直後には無いからだ。これが焼成後も残り、ざらつきの大きな原因になるのだと思う。いったいこれは、何だろう? 来月一日、東京農工大に行くので、晶析の研究をしている先生に訊いてみよう。 とり…

樹状紋様

粉砕した屑土を水で戻したところ、ドベが約100リットル出来た。珪酸ナトリウムを加え、粘度を下げたこのドベを50メッシュの篩いを通して、素焼き鉢に移している時、ドベの表面に、面白い樹状紋様が見られた。円形紋様と樹状紋様の不思議な共演。

解の公式

新聞に「解の公式、復活」と出ていたので、思い出そうとしたが、忘れている! 二次方程式aX^2+bX+c=0の解の公式を導けない・・・。 これはまずいということで、ちょこっとカンニング↓http://www12.plala.or.jp/ksp/mathInPhys/kainokoshiki/「平方完成」なん…

アフリカの器

午前中、素焼き出しの合間に、都賀の弟の所へ籾殻と藁を持って行った。荷を降ろした後、アフリカのお茶を頂きながら、アフリカの器を見せてもらった。これらを作っているところを撮ったDVDももらったので、参考にしたい。

卵状物体

工房に行く途中の道端で見つけた卵状物体。径は約15センチ。白くてしっかりしている。地面から生えており菌類らしい。

ヒビがない!

白土の時は、乾燥が終わったら、取っ手の付け根のヒビの所を「管回し」したけど、今回は、必要ない。何故だろう? ヒビの入り易い接合部にヒビが入らないのは嬉しい。