テマリブログ

てまり窯の作業日報など

半分窯出し

今日は、なんだかんだやりながらなので、半分しか窯出ししていない。茶漉し部分は、粘度の大きい釉薬で穴が塞がることなく無事だった。早速、ほうじ茶を淹れてみると、案の定、出はいいけど、細かい茶葉も出てしまう。穴の径を大きくしたから、仕方ないけど、今後の課題。
時計の文字盤の穴の部分も問題なく合格。タタラ湯飲みは、口縁部分を反らせたことで、飲みやすさが格段にアップ。デザイン的にもっと反らせた方がいいかも。陶芸教室用の手を加えた白釉も、良好な結果。
窯の中間部の発色が、毎度のことながら、好きではない。上部と下部では、赤くなる化粧泥も、中間部は、黒っぽくなってしまう。特に火前。灰白釉の発色も同様に暗い色になってしまう。この辺りだけ中性〜弱還元雰囲気になってしまうというのか? なんとかならないものか、それとも諦めて、ここの雰囲気にあった釉薬を作った方がいいのか・・・。
試験片はまだ全部出ていないので、明日考察・・・。
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